埼玉県 - 葬儀セルフ
葬儀を埼玉県で行うなら独自の風習を知っておく
葬儀を埼玉県で行うということであれば、その地域独自の風習をしておくということがとても大事です。埼玉県の北部地域では参列者全員に金剛杖が配られるということがあります。さらに参列している男性には小さい三角の布を額につけます。
こうした風習は埼玉県の中でも北部に限られているものですが、他の土地にはない独自の葬儀文化となっています。また一般的には葬儀や告別式の後に火葬を行う後火葬が多いのですが、前火葬を行う場合があるということなども埼玉独自のお葬式になっています。
もちろん後火葬で行うお葬式というものもあるのですが、地域などによっては前火葬を行っているので告別式などではすでに骨だけとなっている場合などもあります。それぞれ地域には長く続けてきた伝統や習わしなどの文化があります。
こうした文化を知っていれば失礼なくお葬式に参加することも出来ますし、お葬式というものがとても多様なものであるということなども分かります。
埼玉県で行われる葬儀の特徴と行う人のこだわり点
埼玉県では、お葬式を火葬式だけにした人は、全国平均よりやや多く、約9%です。全国的にお葬式は、家族葬が多く、埼玉県でも大半の人が家族葬を行っています。通夜を行わず、葬儀・告別式だけを行う1日葬は、埼玉では全国の平均より多くなっています。
埼玉の場合、都市で行われるお葬式を簡単にすると言う傾向が、全国平均より高くなっています。お葬式のとき火葬を行う場所ですが、80%の人が公営斎場を利用し、お隣の東京では、公営斎場が利用できずに約半数の人が民営斎場を利用するのに対して、全国平均に近い数値です。
通夜や葬儀・告別式の会場は、民営斎場が多いのですが、一日葬を行った人の中には公営斎場を使った人が多くいました。お葬式の規模は11人から30人が約35%、10人以下が約20%で小規模なお葬式が増えています。
こだわった点は「故人が好きだったものを巻に入れた」とか「故人が好きだった音楽で送った」というような故人への温かい心の困ったお葬式が多くありました。